楽器選び3つのポイント
楽器をこれから始めたいという方は、楽器の好みや音楽のジャンルもあると思いますが、選ぶポイントとして以下の3つあります。
- 演奏難易度
- 初期費用&維持費用
- 音の大きさ
演奏難易度
楽器の難易度を理解することは、楽器選びと学習の成功にとって非常に重要です。
楽器の難易度を把握することで、自分のスキルレベルや学習目標に合った楽器を選ぶことができ、挫折するリスクを減らし、効率的に上達することができます。
例えば、初心者が難易度の高いバイオリンを選ぶと、初期の音の出し方や音程の取り方で苦労し、モチベーションが下がる可能性があります。
一方、比較的簡単なウクレレを選ぶことで、短期間で基本的な曲を演奏できるようになり、楽しさを感じながら上達できます。
このように、楽器の難易度を理解することで、自分に合った楽器を選び、長く楽しく音楽を続けることが可能になります。
初期費用&維持費用
楽器を始める際には、初期費用と維持費用を考慮することが重要です。これにより、長期的に楽器を続けるための計画が立てやすくなります。
初期費用には、楽器本体の価格、必要なアクセサリー、レッスン料などが含まれます。維持費用には、楽器のメンテナンス費用、消耗品の交換費用、レッスン料などが含まれます。
楽器を始める際に、初期費用と維持費用が気になる方も多いでしょう。以下に、初期費用と維持費用について簡単に説明します。
●初期費用と維持費用が比較的安い楽器
ウクレレ
初期費用:初心者向けのモデルであれば数千円から購入できます。高級モデルでも数万円程度です。
維持費用:弦の交換や調律にかかる費用が主な維持費用です。弦は安価で調律も自分で、簡単に行え
ます。
カズー
初期費用:非常に安価で、数百円から購入できます。シンプルな構造で、特別なモデルでも数千円程
度です。維持費用:弦の交換や調律にかかる費用が主な維持費用です。弦は安価で、調律も 自分で簡単
に行えます。
初期費用:非常に安価で、数百円から購入できます。シンプルな構造で、特別なモデルでも数千円程
度です。維持費用:弦の交換や調律にかかる費用が主な維持費用です。弦は安価で、調律も自分で簡単
に行えます。
リコーダー
初期費用:プラスチック製のリコーダーは数百円から購入可能です。木製の高級モデルでも数千円か
ら数万円程度です。
維持費用: 維持費用はほとんどかかりません。定期的な掃除と管理が必要ですが、特別なメンテナン
スは不要です。
タンバリン
初期費用: タンバリンやカスタネットなどの小型の打楽器は、数百円から購入できます。高級モデ
ルでも数千円程度です。
維持費用:維持費用はほとんどかかりません。定期的な掃除と管理が必要ですが、特別なメンテナン
スは不要です。
●初期費用と維持費用が比較的高い楽器
ピアノ
初期費用:グランドピアノやアップライトピアノは高額で、新品のグランドピアノは数百万円から
数千万円にもなります。アップライトピアノも数十万円から数百万円です。
電子ピアノは約10万円から20万円位で、維持費用もほとんどかかりません。
維持費用:調律やメンテナンスに年間数万円以上かかります。また、湿度管理や移動時の運搬費用
も考慮する必要があります。
バイオリン
初期費用:初心者向けのは、2万円から10万円。中級者向けのは10万円から50万円位です。
維持費用:弓や弦のメンテナンスに、初心者でも半年に5千円から2万円位かかります。
管楽器(フルート、サックス、トランペットなど)
初期費用:高品質な管楽器は数十万円から数百万円します。プロフェッショナル向けのモデルは特
に高額です。
維持費用:定期的なメンテナンスやクリーニングに費用がかかります。リードやマウスピースな
どの消耗品も定期的に交換が必要です。
音の大きさ
楽器を選ぶ際には、音の大きさを考慮することも重要です。
音の大きさは、練習環境や周囲への配慮、演奏する場面によって適した楽器が異なります。
楽器選びの際には、自分の練習環境や周囲の人々への配慮を考え、音の大きさに注意を払いましょう
音楽が好きで、周囲を気にせず楽器を練習したい人のために、消音対策を紹介します。
小さい音で演奏できる楽器 ウクレレ、メロディカ、ハーモニカ |
消音出来る楽器(ヘッドフォン) 電子ピアノ、キーボード、 |
音量調整が出来る楽器 電子ドラム、アコースティックギター、インスタコード |
●防音対策で楽器別に選べるグッズがたくさんあります。
●グッズを使用するのでなく、消音出来る楽器として作られた『弦楽器(バイオリン、チェロ、ベース)管楽器、ドラムなど』、大変精巧な楽器もたくさん出ています。
楽器を習得するのを、環境が整わないと理由で諦めるのは勿体ないですね。
ぜひ、紹介した対策で音楽を楽しんでください!!
【初級】簡単な楽器ランキング8選
以下は、比較的習得しやすいとされる楽器です。
1,ウクレレ
2,ギター
3,オートハープ
4,ピアノ/キーボード
5,メロディカ
6,タンバリン
7,カホン
8,インスタコード
音楽の世界に入る第一歩として、比較的習得しやすい楽器を選ぶことは重要です。
以上、一つずつかんたんに説明してありますが、楽器の扱い方の動画も参考にして下さい。
1、ウクレレ
ウクレレはハワイ発祥の弦楽器で、通常4本のナイロン弦があります。コンパクトで軽量なため持ち運びが容易で、初心者でも比較的簡単に弾ける楽器として人気があります。明るく軽快な音色が特徴で、ポップスやハワイアンミュージック、さらにはジャズなど幅広いジャンルで使用される楽器です。コードの形がシンプルで押さえやすく、短期間で基本的な曲を演奏できるようになるため、初心者に最適な楽器と言えるでしょう。
2、ギター
ギターは弦楽器の一種で、通常6本の弦を持ちます。多くの音楽ジャンルで使用され、アコースティックギターとエレクトリックギターの2種類が一般的です。アコースティックギターは生音で演奏され、暖かく豊かな音色が特徴です。エレクトリックギターはアンプを通して音を出し、さまざまなエフェクト(変化)を加えることで多彩な音色を作り出します。コードやメロディの演奏が可能で、初心者でも基本的な曲を比較的短期間で弾けるようになります。持ち運びが容易で、ソロでもバンドでも活躍する楽器です。
消音にする場合は、グッズもたくさん種類がありますので、楽器店でも教えてもらうとわかりやすいと思います。
3,オートハープ
オートハープは、弦を押さえるバーと弦を弾くピックの組み合わせで演奏する弦楽器です。通常36本から48本の弦があり、それぞれの弦は特定の音にチューニングされています。演奏者はコードバーを押すことで特定のコードを選び、他の弦をミュートします。これにより、簡単にコードを演奏することができます。オートハープはフォーク音楽やカントリーミュージックでよく使われ、その明るく澄んだ音色が特徴です。初心者にも扱いやすく、基本的な音楽理論を理解しやすい楽器として人気があります。
4,ピアノ/キーボード
ピアノは鍵盤楽器の代表格で、88鍵の鍵盤を持ち、ハンマーで弦を叩いて音を出します。クラシック、 ジャズ、ポップスなど幅広いジャンルで演奏され、その豊かな音色とダイナミックな表現力が特徴です。ピアノの学習は音楽理論の理解にも役立ち、初めて楽器を学ぶ人にもおすすめです。
キーボードは電子楽器で、軽量で持ち運びがしやすく、音量調節が可能です。多くの音色やリズムを内蔵しており、様々な音楽ジャンルに対応できます。基本的な鍵盤の配置はピアノと同じなので、ピアノの練習にも役立ちます。初心者にとっても始めやすい楽器であり、ヘッドホンを使用して静かに練習することもできます。
5、メロディカ
メロディカは、鍵盤ハーモニカとも呼ばれる鍵盤楽器です。ピアノのような鍵盤を持ち、口で吹き込むことでリードを振動させて音を出します。小型で軽量なため、持ち運びが容易で、学校教育や音楽療法、アマチュア音楽家の間で人気があります。音域は通常2オクターブから3オクターブ程度で、ピアノのような鍵盤配置により、基本的な音楽理論を学びやすい楽器です。演奏方法は簡単で、初心者でも短期間で基本的な曲を演奏できるようになります。
6,タンバリン
タンバリンは打楽器の一種で、枠に取り付けられたジングル(小さな金属製のシンバル)が特徴です。枠は木製やプラスチック製で、片面には膜が張られていることが多いです。手で叩いたり、振ったりすることで、リズミカルな音を出すことができます。軽量で扱いやすく、ポップス、ロック、クラシックなど、さまざまな音楽ジャンルで使用されます。タンバリンはリズム感を養うのに最適な楽器であり、初心者からプロまで幅広い層に愛されています。
7,カホン
カホンはペルー発祥の打楽器で、箱型の楽器です。奏者はカホンの上に座り、前面を手や指で叩いて演奏します。前面の打面には異なる音域を出せる部分があり、低音から高音までさまざまな音を作り出すことができます。カホンは軽量で持ち運びが容易なため、ストリートパフォーマンスやアコースティックセットなど、さまざまなシーンで使われます。リズム感を養うのに最適で、シンプルな構造ながら多彩なリズムを生み出せる楽器として人気があります。
8,インスタコード
インスタコードは、シンプルな操作でコードを演奏できる新しいタイプの楽器です。ギターやピアノのような複雑な指使いを必要とせず、ボタンを押すだけでコードが鳴ります。デジタル技術を活用しており、多くのプリセットされたコード進行を使用できるため、初心者でも簡単に伴奏を楽しむことができます。持ち運びが容易で、どこでも手軽に音楽を演奏できるのが魅力です。インスタコードは、音楽を始めたい人や手軽に伴奏を楽しみたい人にとって最適な楽器です。
※インスタコードはまだ知らない人は多いと思います。楽器を習得するには時間がかかります。時間が取れない、思うように出来ない、難しいなどの理由で辞めてしまったりする人も多いですね。
インスタコードは音量調整もできるようです。
弾き語りに向いているかと思いますが、「歌は得意でないので、メロデイーを弾きたい」という人には向かないかも知れません。メロディーを奏でたい人用に新しいアプリも最近出来たようです。
疑問点があれば、会社に問い合わせてから検討するのが良いと思います。
『比較的簡単で本格的なミュージシャンのようになれる』新しい楽器です!!海外でも人気の様です。
【中級】難易度中程度の楽器ランキング4選
- ドラム
- ベース
- サックス
- ユーフォニアム
難易度が中程度の楽器は上記4つです。
簡単すぎず難しすぎない楽器なので、ちょうどよいバランスの楽器を探している人はチェックしてください。
ここからそれぞれの楽器について詳しく解説していきます。
1、ドラム
ドラムは音楽のリズムを支える重要な打楽器です。ドラムセットは通常、バスドラム、スネアドラム、タムタム、ハイハット、シンバルなど複数のパーツで構成されています。演奏者はスティックを使ってこれらのパーツを叩き、リズムを刻みます。
ドラムの魅力はそのダイナミックな音と多彩なリズムパターンです。ロック、ジャズ、ポップスなど、さまざまな音楽ジャンルで使用され、バンドの中でも特に目立つ存在です。初心者にはリズム感を養うのに最適な楽器であり、上達すれば複雑なテクニックや独自のスタイルを表現することができます。
2,ベース
ベースは、バンドのリズムとハーモニーの基盤を支える弦楽器です。通常、4本の弦を持ち、低音域の音を担当します。エレクトリックベースとアコースティックベースの2種類があり、どちらも幅広い音楽ジャンルで重要な役割を果たしています。
ベースの練習には、アンプとヘッドホンを使えば、自宅でも静かに練習できます。また、ベースの演奏には指使いやピックを使ったテクニックなど、さまざまなスキルが求められるため、継続的な練習が必要です。
3,サックス
サックス(サクソフォン)は、金管楽器と木管楽器の特徴を併せ持つリード楽器です。ジャズ、クラシック、ポップスなど多くの音楽ジャンルで広く使用されています。最も一般的な種類はアルトサックス、テナーサックス、ソプラノサックス、バリトンサックスの4つです。それぞれ異なる音域と音色を持ち、さまざまな演奏シーンに対応出きます。
4,ユーフォニアム
ユーフォニアムは、金管楽器の一つであり、その名前は「美しい音」を意味するギリシャ語から由来しています。見た目はチューバに似ていますが、サイズはやや小さく、より高い音域を持つのが特徴です。吹奏楽やブラスバンド、オーケストラで重要な役割を果たし、その豊かな音色と表現力で多くの音楽愛好者に愛されています。
【上級】難しい楽器ランキング4選
- フルート
- バイオリン
- ハープ
- アコーディオン
難易度が上級程度の楽器は上記4つです。
難しい楽器は、以前その楽器を習っていたことがある人には、早く上達が出来るかも知れません。
初めてでも、やりたいという熱い情熱があれば、もちろん続けることも上達も早いと思います。
初心者用の比較的安い楽器もありますので、ぜひ挑戦してみてはいかがですか?
1,フルート
フルートは、木管楽器の一つであり、その明るく澄んだ音色が特徴です。古代から存在する楽器で、現在ではクラシック音楽、吹奏楽、ジャズ、ポップスなど幅広いジャンルで使用されています。金属製の管体を持ち、リードを使わずに音を出すため、シンプルながらも美しい音を生み出すことができます。
フルートはその美しい音色が魅力ですが、演奏には独特の難しさがあります。アンブシュア【口の形)の形成や息のコントロール、音程の安定など、多くの技術を習得する必要があります。これらの難しさを克服するためには、継続的な練習と正しい指導が欠かせません。フルートの演奏を通じて、豊かな音楽の世界を楽しんでいきましょう。
2,バイオリン
バイオリンは、弦楽器の中でも特に人気が高く、クラシック音楽から現代音楽まで幅広いジャンルで使用される楽器です。その美しい音色と豊かな表現力から、多くの音楽愛好者に愛されています。バイオリンはオーケストラや室内楽、ソロ演奏など、さまざまな場面で活躍する楽器です。
難しい点は音程のコントロールが難しく、ボウイングの技術も複雑です。
初心者が美しい音を出すまでに多くの練習が必要で、高度なテクニックを習得するにはさらに時間がかかります。
3、ハープ
ハープは、弦楽器の一種であり、優雅な外観と美しい音色が特徴です。古代から存在し、現代でもクラシック音楽やフォーク音楽、ポップスなどさまざまなジャンルで使用されています。特にその柔らかく繊細な音色は、多くの人々に癒しを与えます。
難しい点は弦の数が多く、手と足を同時に使うため、演奏が非常に複雑です。
両手で異なる動きをしながら足でペダルを操作するため、高度な協調性が求められます。
4,アコーディオン
アコーディオンは、独特の音色と携帯性が特徴の楽器で、さまざまな音楽ジャンルで活躍します。特にフォーク音楽やシャンソン、タンゴなどで広く使われており、その多様な表現力が魅力です。
アコーディオンはその美しい音色と多様な表現力が魅力ですが、演奏には独自の難しさが伴います。これから始める方は、これらの難しさを理解し、継続的な練習と適切な指導を受けることで、その魅力を十分に引き出せるようになるでしょう。
まとめ:楽器の難易度を知り挑戦してみましょう
今回このブログで、初級の簡単な楽器を中心に多くとりあげました。
理由は、簡単な方が上達しやすいからです。難しすぎると根気や忍耐が必要になります。
大人になってから始めても、また時間がたくさん取れなくても、音楽を簡単に楽しめる方が長続きすると思います。
子供の場合は、音楽が好きなら長い時間をかけて練習出来るので、熟練した演奏家にもなれるのです。
難易度関係なく、好きな楽器を始めればよいと思います。
楽器の難易度を知り、楽器に挑戦して音楽を楽しみましょう!!